2日目(2017.8.30) ~湘南海岸を感じながら歩く2日目~
7時間ほど寝て起床。まさかのシラスご飯おかわり。
7:30
戸塚宿出立。歩き始めてビックリ。「あれ???戸塚宿から先,こんなに猛然と登り坂だったっけ?」と。1周目もこの辺りは同じ道を歩いたはず。たぶん,気にもせずにサクサク歩き,印象に残らなかったのでしょう。今回は1周目とはちがう。前日の疲れがかなり残っています。(この戸塚の坂は「大坂」というのですね。)
11:00で33℃。先が思いやられます。
2日目の「間の宿」として利用価値が高い「イオンスタイル湘南茅ヶ崎」。空調がきいていて,自由に座って休める休憩スペースがあって,トイレ・自動販売機・ATM等,何でも揃っている。ただし,周辺に横断歩道がないため,本村(ほんそん)交差点で右に寄っておく必要がある。イオンスタイル直後に景珍樓もある。
なんか可愛い。
化粧坂(けわいざか)から大磯宿方面へ。JR東海道本線の足元をくぐる。
幻の大磯宿。よっしゃー!
鴫立庵。この場にふさわしいきれいなご婦人が管理されていた。
ハナトラノオ(カクトラノオ)?かな?
この後,二宮・国府津を通過し,酒匂川手前まで来てまたも撃沈。昨夜はKP寿司,今宵はマック。そして,マックでのびている間に,外は嵐になっていました。二宮過ぎて嵐とはまた・・・・・。
局地的大雨
つい「ゲリラ豪雨」とか「記録的大雨」とか書きたくなるのですが,統計的根拠はないので控えます。とにかく,夜のニュースで小田原名指しで報道されるほどの大雨。それでももう,意地で旧街道を歩きます。「ビジネス高校前」付近の迂回とか,意味が分かりません。おまけに細い路地は完全に川になっています。
まさかの1人焼肉を経てホテルに着いたのが20:50。またも朝の出立から13時間以上。原因はいろいろあるとは思うのですが,それにしても1周目は10時間足らずで駆け抜けたその同じ区間に13時間以上とは。「明日の箱根越えは大丈夫なんだろうか?」「明後日の富士市で気力はもつんだろうか?」と,さすがに弱気の虫がささやき始めます。
湘南海岸を「感じながら」歩くとは
現在では旧街道を歩いていても,残念ながら湘南海岸はほとんど見えないのです。フェンスの向こうにチラっと見えたり,かすかに海沿いの雰囲気が感じられたりするだけ。ほとんど唯一のビューポイントがこちら。二宮-国府津間。松屋本陣跡付近。