前半(2018.4.1~4.6)

1日目 2018.4.1 日本橋~戸塚宿

【今日の1枚】

【1日目を振り返って】
もう歩き慣れた道。10㎞地点の品川宿で小休止。20㎞地点の川崎宿でランチ。3周目にして初めてキリンビール横浜工場SVBをスルー。神奈川台も権太坂もやけにあっけない。3周目にして初めて明るいうちに戸塚宿着。下半身だけちょっと筋肉痛。夜は,戸塚modiでデリカをしこたま買い込んで1人宴会です。こういうのも楽しいんですよね。

【スタッツ】
時刻 7:24~17:21
時間 9時間57分 ※休憩時間込み・1分未満は29捨30入・2日目以降も同様です。
距離 43.6㎞ ※小数第2位四捨五入・2日目以降も同様です。

2日目 2018.4.2 戸塚宿~小田原宿

【今日の1枚】 菜の花畠に 入日薄れ 見わたす山の端 霞ふかし

【2日目を振り返って】
睡眠時間優先で早立ちせず。大坂あっけない。後半は体もほぐれてきて,「全身何も疲れていない」「今走れって言われたら走れる」と,そんな気分に。

【スタッツ】
時刻 7:56~17:51
時間 9時間55分
距離 43.1㎞

3日目 2018.4.3 小田原宿~三島宿

【今日の1枚】

【3日目を振り返って】
2度寝して初めて早立ち。しののめの冷気の中,桜並木と街灯が古今の対比を共演している。三枚橋後のファミリーマートには,イートインスペースもあり,多機能トイレもあり,箱根路への準備に絶好の拠点である。昼食時に靴を脱ぐのを忘れるくらい楽勝。橿木坂も挟石坂も,お蔭さまで今はただの階段ですから。夜は三島の町で食べ歩き。

【スタッツ】
時刻 5:22~15:56
時間 10時間34分
距離 33.3㎞

4日目 2018.4.4 三島宿~由比宿

【今日の1枚】

【4日目を振り返って】
あまりにも余裕がある3周目。この日は3㎞ほども遠回りして(もちろん全部徒歩),沼津港まで朝食を食べに行きました。朝から生ビールも1杯やってご機嫌です。その後は千本松原と駿河湾の間の遊歩道を歩き,トイレ限界が近づいたところで東海道に復帰です。原宿前後の長い直線コースは,東田子の浦駅からさらに2㎞西進し,檜交差点までくると終了です。いつ来ても最高に気持ちの良い富士川。東海道中屈指のお気に入りポイントです。間の宿岩淵から蒲原へは,「行き止まり」と書かれている方に進んで超狭小トンネルをくぐります。蒲原-由比間は極端に短い。夜は桜えび三昧でした。

【スタッツ】
時刻 5:47~16:55
時間 11時間8分
距離 47.1㎞

5日目 2018.4.5 由比宿~岡部宿

【今日の1枚】

【5日目を振り返って】
昨日の朝食は沼津港,この日の朝食は清水港。東海道をちょっと離れて魚市場の食堂へ。どうも「漁港」とか「魚市場」とかいう言葉に弱い。安倍川のたもとでは,3周目にしてようやく現地安倍川餅(かごや)を注文できました。とにかく注文するまでがひと苦労。(行った人は分かる。)宇津ノ谷峠は,1周目は平成トンネル,2周目は山越えの旧街道,今回3周目は「心霊スポット」と名高い「明治トンネル」を歩いてみました。

【スタッツ】
時刻 5:10~15:07
時間 9時間57分
距離 40.4㎞

6日目 2018.4.6 岡部宿~掛川宿

【今日の1枚】

【6日目を振り返って】
大井川を越えたあと,金谷宿から先は,ようするに峠2連戦となる。金谷坂を上り,菊川坂を下り,小夜の中山を上って下って,日坂宿へと至る。小夜の中山の傾斜は,上りも下りも東海道中トップクラスである。それにしても,1周目にあれだけ苦労してたどりついた掛川宿に,今回は午後2時前に到着。経験のなせるわざか,ダイエット効果か。

【スタッツ】
時刻 5:08~13:44
時間 8時間36分
距離 36.4㎞

前半総括

とにかく気象条件に恵まれたとしか言いようがありません。「歩き旅は涼しい季節に限る」ことは,確かめるまでもなく明らかです。しかし,灼熱の2周目1st-stageを経験したことで,それを身をもって思い知りました。お蔭で4月の1週目というこの時期の,楽なこと楽なこと。

おまけに2018年の3月下旬~4月上旬は,春にしては珍しく,丸2週間ほども全国的に晴天が続いた日々でした。朝歩き始めて,青空が広がっているときの嬉しさといったらありません。「有り難し」です。

そうなると,現代人でも上記スタッツくらいの歩きは十分できるのです。かつて「人生50年」と言われたその50歳であっても。若い人だったらもっといけるでしょう。