3周目に向けて

東海道初挑戦から年明けて2018年。今年も,昨年の初挑戦と同じ時期(4~5月)に6連休と7連休があるので,ここをフルに使って13日間踏破を試したいという気持ちになり,昨年の夏以降に10日間で四日市まで進んでいた2周目を放棄することにしました。

3周目の方針

がむしゃらに,とにかくお江戸日本橋から京都三条大橋まで自分の足で歩き通すことにチャレンジした1周目。旧街道に徹底的にこだわって,これを精密・忠実に辿った2周目。さて,今回3周目の方針は,ズバリ「東海道を楽しむ」です。もう13日間で踏破できることを実証するのに躍起になる必要はありません。荷物の重量さえ間違えなければ13日間で十分歩けることが,自分ではよく分かりました。そこで,今回は細かいことは気にせず,「江戸時代の人たちと同じ道を旅してみたい」と思った原点に立ち返り,純粋に東海道ウォーキングを楽しみたいと思います。一応の方針は下記。

(1)基本的には旧街道を辿る。

・旧街道沿いの名所を歩かないと,東海道を歩いた気がしません。
・旧街道が,結局のところ,現代においても歩き旅に適していると感じることが多い。
・せっかく打ち込んだスマホグーグルマイマップもある。
以上の理由により,基本的には旧街道を歩きます。「基本的には」と言いつつ,始まってみれば,岡崎宿の「二十七曲がり」などもやるのではないかと予感しています。また,四日市宿以降は,まだ旧街道を正確に歩いたことがないので,今回これを果たします。

(2)全行程徒歩

これだけは譲れません。「七里の渡し」も,みたび歩くことになるでしょう。

(3)期間中は交通機関を一切使わない。

2周目は,旧街道上のブレイクポイントとホテルの間は,タクシーを使ったり電車を使ったりした日もありました。宿場町に適当な宿泊施設がないので,こうするよりなかったのです。しかし,どうもこれをやると徒歩旅行の達成感が損なわれます。そこで,今回は行程の区切り方からよく吟味し,旧街道沿いで宿泊できるように調整しました。東海道ウォーカーの間ではよく知られているのではないかと思われる,岡部宿のあの民宿にも予約を入れてあります。

距離の測定方法を変更

これまで歩行距離の値は歩数計のものを採用していましたが,3周目はスマホアプリRuntasticに変更してみました。自分の持っている安価な歩数計は,(あらかじめセットした一定の歩幅の値)×(その日歩いた歩数)で距離を計算しているわけで,正確になどなりようがありません。GPSを利用したRuntasticの方が正確な値に近いのではないかと。ただし,スマホのバッテリー切れには気をつけなければなりません。

また,初日に歩数計とRuntasticで同時に計測してみて,歩数計の距離の計算結果がRuntasticと一致するように,歩幅の設定値を補正しました。これで,デジタルなスマホをアナログな歩数計でバックアップできます。

不可能かと思っていたアレ

2周目をやっていた頃「たぶん無理だな」と思っていたダイエットに,なかば成功してしまいました。BMI=22ピッタリくらいになりましたので,まぁまぁかなと。最悪期から,まさに2Lの水入りペットボトルを2本下ろした状態です。(すご!)