3:47
真っ暗な中,浜松宿出立。
4月6日ほど厳しいケツカッチンではないので,のんびり「絶対安全第一」で。
などと,このときは思っていました。
6:42
舞坂宿通過。
東海道の東側半分で,これほどの松並木には出会わなかった。
さて,この辺で,街道ウォーキングはすっかり「静岡の豪邸拝見」コーナーになっていました。とにかくヤケクソなくらいデカい。首都圏はもちろん,愛知と比べても静岡の家々は大きいと思います。どう見ても2世帯住宅の大きさなのに表札が1つしかないとか,正面から見て立派な広さの家が,通りすぎてから振り返って見ると奥行きもすごいとか,日本の住宅とは思えないお庭をお持ちとか,車を何台もとめられる車庫付きとか。中は一体どうなってるんだろうと思うような家ばかり。うらやましいです。ホント。
8:30
新居宿通過。
浜名湖の横断も安全ですよ。なにせ小学生も歩いてますから。
潮見坂を登って
10:00
白須賀宿通過。
さっきからずっとコンビニが無い。笑
そしてついに愛知県入り。
ひょえー!歩いて愛知まで来ちゃった。
たぶんこの直後に入った,スナックにしか見えない喫茶店で,愛知名物のモーニング(コーヒーを頼むと,トーストや卵などの簡単な朝食が無料で付いてくる。)をいただいているうちに,ふと窓外を見るとどしゃ降りの雨になっていました。ここから先,またしても脆弱な折り畳み傘をさしての不自由な行軍です。4/1や4/6は小雨だったけど,今回は本降り。しかも風が強い。
12:00
二川宿通過。
33をなど二川といふやらん・・・・・
うーん下の句続かん。
14:00
吉田宿(豊橋)にて,最後の腹ごしらえ+充電休憩。「べっぴん」発祥の老舗店で鰻丼です。
店内のリーフレットによれば,「切腹はご法度。背から開く武士の町,江戸。商談は腹を割って。腹から開く商人の町,大阪。」と。なるほど。
去りぎわ,女将の「もうやめて電車に乗っちゃったら?」という,ご本人曰く「悪魔のささやき」に苦笑し,旅路を続けます。雨+風に対し,小さな折り畳み傘の守備範囲はせいぜい上半身だけ。ズボンも靴もデイパックもずぶ濡れになりながら,ただひたすら御油の松並木を目指します。
17:17
御油の松並木通過。
17:34
名電赤坂駅到着。
【8日目のスタッツ】
時間 13時間47分
距離 56.2㎞
もはや江戸時代の人どころの騒ぎじゃありません。しかも雨。
※次回4/30に,中断地点(名電赤坂駅)から再開します。