東海道を旅するうちに,いつしか自然と「金比尼様」信仰が芽生えてきました。やはりあの圧倒的な利便性は,街道ウォーカーにとって強い味方です。峠を越えるようなときは,「峠の向こうのセブンイレブン〇〇店まで行けば救われる。水もあればトイレもある。」と考えると,心の平安(アタラクシア)が得られました。まさに信仰です。宗教です。金比尼教は多神教なので,以下に私が崇拝する神々列伝を記したいと思います。言い換えれば,東海道非公式スポンサーの皆様です。
第1神 サークルK様
いてほしいところにいてくれる。他に救ってくれる神がいないところにもいてくれる。漆黒の闇に浮かび上がる静岡丸子東海道店さんなどは,まさに神々しいばかりであった。今後は緑色の看板に塗り変わっていくのかもしれないが,不滅の威光を期待したいものである。
第2神 セブンイレブン様
さすが業界最大手と思うのは,「すいませーん。お手洗いお借りしていいですか?」に対する店員さんの反応が,どこの店舗もとてもさわやかなところ。あと,ATMで引き出した際の機械音が,某他店のようにうるさくないところ。消費者心理をよく分かっていると思う。
第3神 ファミリーマート様
なんとなく感覚的にフレッシュな緑色。これであと,TポイントカードTポイントカードとうるさくなければもっと信者が増えるだろうに。今後,第1神にまでTポイント教義を押しつけるようだと,神々の序列にも少なからず影響するのではないか。ご賢察をお願いしたい。