自分は,1周目の6日目(4/6)には50.4㎞,8日目(4/17)には56.2㎞歩いてしまいました。これは,いい歳して頑張ったとも言えますが,見方を変えると「ずるい」ですよね。だって,6日目も8日目もそのphaseの最終日でしたから,後先考える必要なかったわけです。正直に言えば,実際4/6は少しふくらはぎが痛くなっていたし,4/17の翌日は,仕事中に脚が痛くて「いてて笑 いてて笑」みたいになっていました。これで何が「ずるい」かと言うと,東海道6日目の翌日が7日目で,8日目の翌日が9日目だったら,つまり,インターバルの1週間以上が間になかったら,同じようには歩けなかったということになるからです。「13日間踏破」と言ったって,使った日数がトータル13日というだけで,「連続13日踏破」とは根本的に違う。それで江戸時代の人並みとか,ふざけんなよと。
でもまぁ,そう強迫的に考えなくてもいいかなとも思います。行程を3つに分断されることによって,さらにまた,転勤で地方住みになっているため,phase初日のスタート時刻が遅くなるハンディキャップも背負っています。東海phase初日(4/16)が正午出発と,あまりにも遅かったので,近畿phaseは実は前泊しています。ケツカッチンが厳しかったことは,特に4/6の写真reportに書いてあります。また,ヤジキタの2人は,一見11日で四日市に着いたように見えますが,実はちょっと違う。彼らも,大井川の川どめにあって,岡部宿で「しばらくの間,旅の疲れを癒した」とあります。
でもね,やっぱり何か納得いかないんですよね。自分に対して。ただ,退職するまで,2週間の休暇というのは不可能です。そこで,「仮想連日ウォーキング」という概念が萌芽してきたのです。
仮想連日ウォーキングとは
phaseとphaseを「インターバル日」無しでつないだとしても,同じように歩けるように歩くことです。つまり,phase間に「インターバル日」が生じてしまうのはいたしかたないとして,「そこでの回復のお蔭で〇日間で歩けた」等とならないようにするということです。
仮想連日ウォーキングの具体的ポイント
1.疲労をためない。
そのための最大のポイントは,区間の切り方だと思っています。現在の自分の体力で,荷物が3㎏なら,1日あたり42~43㎞程度,時間にして10時間程度(休憩時間込み)なら,翌日にそれほどダメージを引きずりません。これを13日間繰り返しても,歩き通せる自信があります。部活バリバリ高校生は逆論外として,20代~30代の男なら,よほどのヘタレでない限り,このくらいは歩けます。逆に禁止事項は,特にphase最終日に,後先考えずに長距離を稼ぐ行為ということになります。
2.連日ウォーキングと同じ荷物構成にする。
たとえばそのphaseが5泊6日の場合,着替えを5セットしか持っていかないのは「ずるい」わけです。なぜならば,もしも12泊13日の連続ウォーキングだったら,着替えは12セット必要だからです。それで1周目の近畿phaseからは,コインランドリーを使うことにしたのです。つまり,コインランドリーを使えば,2泊でも12泊でも着替えは2セット程度でよいことになるからです。